グループホームみんなの家・横浜宮沢2
羊羹をつくろう!
みなさんこんにちは! グループホーム みんなの家 横浜・宮沢2です!
春は三寒四温とはよく言ったもので、暖かくなってきたかと思えば思い出したかのように寒くなったりしますが、体調などは崩されていないでしょうか?
私は今のところ元気(尿酸値が高い事を除けば)元気です。
閑話休題。
話は変わりまして、皆さん和菓子はお好きでしょうか?
クッキーやケーキのような洋菓子もいいですが、たまには和菓子を食べたくなることもありますよね。
普段は一切れか二切れくらいしか食べない羊羹、ひと棹まるまるかじってみたくなることもあるかと思います。
ありますよね?
そう、あるんですよ!
と、言うわけで今回は羊羹を作って行きたいと思います。
いつか羊羹をまるかじりしてみたい
ちなみに私はやった事があります。
その当時、自他ともに認めるあんこ好きだった私は常々「おいしい羊羹をまるかじりしてみたい」と公言していたのですが、あるときお中元だかお歳暮だかで大量の羊羹を頂きまして、母にねだってひと棹もらい、喜び勇んでかじりついたのです。
1/3を食べたあたりで気持ち悪くなり、それでも頑張って半分まで食べたところで限界が訪れました。
「もう少し食べたいなと思うくらいの量でちょうどいい」という真理に気付いた瞬間でしたね。
しばらくの間、あんこは見たくもなくなりました。
……という話を入居者の皆さんにしたところ、かなりの大ウケで、話の流れで「たまには大きい羊羹食べたい」という事に。
ならば作ったろうじゃありませんか(発想の飛躍)。
と、いうわけで……
買ってまいりました。羊羹の材料です。
レシピは意外と簡単で、砂糖水に寒天を加えて煮立たせた後、こしあんを加えて煮詰めて冷やすだけ。
近所に業務スーパーがあるとこういう時に楽でいいですね。
レッツクッキング!!!
調理過程
まずは水400ccに寒天8gを加え、そこへ更に砂糖130gを加えて1~2分ほど沸騰させます。
レシピ通りですと砂糖は260gなのですが、130gを量った段階で「これ以上は致死量では?」という考えがちらついてしまい、半分に減らしました。
そもそも用意したこしあんにもがっつり砂糖が入っているので、控えめにした次第です。
寒天は食物繊維の塊で、沸騰させて完全に煮溶かすことで、冷めるときに繊維質が水分を絡めとるのでプルプルに固まるのだそう。
鍋を火にかけてかき混ぜながら加熱し、沸騰後もひたすら混ぜる事2分、とろみがついた熱々の寒天液が出来上がります。
それが冷えてしまう前にこしあんを加えて、加熱しながら溶かしていきます。
こしあん800gは多い。
参照したレシピがこしあん400gを使うもので、業スーに売っていたのが800gだったので、「単純に2倍すればいいから楽だな」と思って作り始めたのですが、明らかに多い。
あと、重い。
煮詰まるまで焦げ付かないようにひたすら混ぜ続ける必要があるのですが、この手ごたえが異様に重い。
それもそのはず。小豆を煮溶かして作ったあんこは要は微粒子の集合体で、これを溶かした水はほぼダイラタント流体。水溶き片栗粉ほど露骨ではないものの、かきまぜようと力を加えれば粘度が増加し、固体のようなふるまいをします。手ごたえが重いわけだ。
どこの誰だよ、「寒天にあんこ混ぜて固めるだけだから簡単」とか言い出した馬鹿は。
ちくしょう、俺だわ。
適度に煮詰まったところで、鍋からタッパーへ移し替えたものがこちら。
総重量約1.3㎏。
いや、多い多い多い!
絶対に余る。これ何キロカロリーあるの??
しかも全っ然冷えない。
冷蔵庫に入れる前に粗熱を取ろうと10分ほど放置したのに、触ってみたら熱々のまま。
考えてみれば当たり前のことで、流動性のない1.3㎏の液体なんて冷めづらいに決まってます。
ご覧ください、これが計画性の欠如です。
とりあえず今日は見るだけ
13時頃から作り始めたものの、気付けばすでに14時45分。
だというのに、タッパーに入れた羊羹は固まるどころかいまだにホカホカしています。
冷蔵庫に入れるのすらためらわれる温度。
これじゃあちょっと15時のオヤツには間に合いそうにありません。
えー、実に中途半端ですが、今回の更新はここまで。
次回、実際に食べているところをお届けしようと思います。
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ではまた!
