デイサービス かたくりの里 みずほ台
フラワーアレンジメント&絵本・おはなしグループEnneさん
こんにちは!かたくりの里みずほ台です。
朝晩の空気がひんやりし、冬の訪れを感じる季節になりましたね。
ここデイサービスでは温かい室内でほっと心が和むイベントが続いています!「フラワーアレンジメント」「読み聞かせイベント」をご紹介させて頂きます♪
講師は深水茉奈美先生。先生の優しい声かけと、ひとりひとりのペースに寄り添う指導で、とても穏やかな時間でした!
⭐︎今回のお花たち
今日使ったお花はこちらです。
• ルスカス
• スターチス
• バラ
• カーネーション
• スプレーマム
• 金魚草
• アナスタシア
どの花もとても新鮮で存在感のあるものばかり。特に、利用者さまに1人一本ずつ配られたスプレーマムは、今回も立派で、白い花がこんもりと咲き誇っていました。
茎の太さや花の向きを見ながら「どの高さにすると一番きれいに見えるかな?」と皆さん真剣そのもの。
選ぶ場所によって全体の印象がガラッと変わるため、完成を想像しながらじっくりと進めていきました。
「ここは紫を入れて落ち着かせようかな」
「バラは主役だからこのあたりに」
「カーネーションが入ると華やかになるね」
などと、自然と会話も弾み、笑顔があふれる時間でした。花を手にすると皆さんの表情が生き生き!お花の力ってすごいですね。
最後は、どのテーブルも色とりどりのアレンジが並び、とっても華やかに!同じ花材でも、作る人によってまったく違う雰囲気になるのがフラワーアレンジメントの魅力。みなさんの“らしさ”がしっかりと表れた作品となりました♪
次は、みんなで楽しむ“絵本・紙芝居の読み聞かせ会”のご紹介です☆絵本読み聞かせ、おはなしグループのEnne(えんね)さんに来ていただきました。
「今日は3歳から5歳くらいまで若返って聞いてくださいね♪」と声がかかると、利用者さまの顔にふっと笑みがこぼれ、会場が一気に柔らかい雰囲気に包まれました。
最初のお話は『にんじんとごぼうとだいこん』。
野菜たちがお風呂に入って、色が変わっていく楽しいストーリーに、みなさんくすっと笑いながら見入っておられました。
続いて、『どんぐりころころ』。
リズムがだんだん速くなり、利用者さまもつられてテンポアップ。振り付けも間違えずに、見事な高速“どんぐりころころ”が完成しました。笑い声があふれ、場が一気に明るくなっていきます。
そこから一転、しっとりとした空気に変わったのが紙芝居『瞼の母』。
場内はまるで時代劇を観ているかのような静けさ。物語の世界に吸い込まれるように、皆さんが真剣な表情で聞き入っていました。
物語の余韻を味わったあとは、声を出して楽しむ“言葉遊び”の時間。
『カッパのおやこ』では、
「カッパのご馳走はコッペパン!」
「カッパの子どもはラッパだよ!」
とテンポ良く声が飛び、笑い声が絶えません。
そこから「懐かしいね〜」「子どもの頃、10円払って紙芝居見たよね」「お菓子もらったよね」と、自然と昔話にも花が咲きました。
さらに挑戦したのは、ある数字の時は言わずに“拍手”で答える脳トレ。つい数字を口にしてしまい「あー言っちゃった!」と大笑い。でも回数を重ねるごとに上達し、最後は皆さんで見事に揃いました。
もう一つの絵本『優しいライオン』では、やなせたかしさんの優しい世界観に、しみじみとした表情で耳を傾ける方も多く、心がほっと温まる時間に。
そして最後は、大きなパネルシアターが登場。
「なーいたなーいた、なーにがないた?」の掛け声に合わせて、
「わんわんわん!」と元気よく声をそろえ、見事に全問正解!
みんなで声を合わせるって、やっぱり気持ちがいいですね。
締めくくりは、みんなで『幸せなら手をたたこう』を歌い、手をたたいて、体を動かして、笑顔で終わるとても素敵な午後になりました。
童心に返って笑ったり、しっとりと聞き入ったり、声を合わせて楽しんだり——
心の動きがたくさんつまった、豊かな時間でした!
ボランティアの皆さん、いつも楽しい時間をありがとうございます♪
次回も楽しみです☆